このところ、国会議員による「ツイッター」や「フェイスブック」での「書き込み」が、話題になることが多い。
自民党の鴻池祥肇委員長が、磯崎補佐官の「再国会招致」のことで、「ツイッターなんかやめたらええ」と、述べた。
また、磯崎補佐官について、「あの日に腹切っておきゃいいんだ」、と語ったようだ。
◆ 磯崎補佐官の言動は、「許せない」という気持ちであろう
「朝日」の記事から、引用する。
鴻池氏は、「世論を二分し、日本の将来にかかわる大問題については『再考の府』としての参院の存在は重要」という認識をされており、相当の「覚悟」で、この委員会を「仕切る」心づもりでおられたことであろう。
それだけに、磯崎補佐官の言動は、「許せない」という気持ちで一杯であろうと、察する。それは、磯崎補佐官への「委員長席からのやり取り」にも、あらわれていた。
◆ 鴻池氏が、「やめたらええ」と言いたくなる気持ちは、わかる
鴻池氏は、それだけでは、収まらなかったようだ。
もちろん、野党が、この問題を簡単には「終わりにさせるものか」と思う気持ちも、当然だ。安倍首相の任命責任を問う声も、完全には消えてはいない。
そのようななかでの、磯崎補佐官の「ツイッター」での、投稿だ。
磯崎補佐官は、7月28日は55回、7月29日は27回のツイートをしている。7月30日も午前11時までに7回投稿している。(国会招致が、決まる前。)安保法案に関する批判や疑問へのコメントが中心だ、という。(「弁護士コム」)
これでは、野党は、黙ってはいまい。それでなくとも、磯崎補佐官の国会での「発言の撤回、釈明」(法的安定性、不要発言の)について、「再招致」の声が、止まないのだ。
鴻池氏が、「ツイッターなんかやめたらええ。あほちゃうか」と言いたくなる気持ちも、理解できる。
これで、又、肝心の審議の方が、「進まなくなる」という気持ちであろう。
それにしても、大西議員から始まった、安倍首相への「応援歌」は、武藤議員といい、磯崎補佐官といい、それが「真剣」なだけに、「滑稽」だ。
おそらく、本人たちは、安倍首相に「良かれ」と思って、発言しているのだろう。
が、その発言が、首相を「窮地」に追い込むことになっているのだから、「皮肉」である。
そして、当人たちは、「そのこと」に全く気が付いていない。
それが、何よりも、「おかしく」思える。
当人たちが、「真剣」なだけに、余計に「おかしさ」が、こみ上げてくる。
(関連サイト案内)
・前安保調査会会長が写真投稿 官邸で“組閣ごっこ”の悪ふざけ=日刊ゲンダイ
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(2015年8月28日)
自民党の鴻池祥肇委員長が、磯崎補佐官の「再国会招致」のことで、「ツイッターなんかやめたらええ」と、述べた。
また、磯崎補佐官について、「あの日に腹切っておきゃいいんだ」、と語ったようだ。
◆ 磯崎補佐官の言動は、「許せない」という気持ちであろう
「朝日」の記事から、引用する。
≪「あの日に腹切っておきゃいいんだ。きれいにシュッと切れた。いまだに竹ののこぎりで足切られたり、首切られたり、かわいそうやないの」――。新たな安全保障関連法案を審議する参院特別委員会の鴻池祥肇委員長は26日、国会内で記者団に礒崎陽輔首相補佐官は辞任すべきだったとの考えを示した。≫熱いさなかに、連日(そうでもないが)朝から、夕方まで、委員長席に座り続けるのは、大変(いくら仕事でも)であろう。ましてや、これから参議院での審議が始まる、という矢先の「法的安定性は関係がない」という発言だ。
鴻池氏は、「世論を二分し、日本の将来にかかわる大問題については『再考の府』としての参院の存在は重要」という認識をされており、相当の「覚悟」で、この委員会を「仕切る」心づもりでおられたことであろう。
それだけに、磯崎補佐官の言動は、「許せない」という気持ちで一杯であろうと、察する。それは、磯崎補佐官への「委員長席からのやり取り」にも、あらわれていた。
◆ 鴻池氏が、「やめたらええ」と言いたくなる気持ちは、わかる
鴻池氏は、それだけでは、収まらなかったようだ。
≪ツイッターで法案に関する言及をしたことをめぐっても、野党が26日、改めて国会招致を求めた。鴻池氏は「ツイッターなんかやめたらええ。あほちゃうか。つぶやきっていうのは、女はしゃーないよ、ぐちゃぐちゃ言うから。だけど、男がぐちゃぐちゃ言っちゃいかんよ」とも語った。≫(同上)磯崎補佐官の「法的安定性は関係がない」という発言をめぐっては、今なお、審議の「邪魔」(おそらく、鴻池委員長は、こういう認識をお持ちなのであろう)になっている。
もちろん、野党が、この問題を簡単には「終わりにさせるものか」と思う気持ちも、当然だ。安倍首相の任命責任を問う声も、完全には消えてはいない。
そのようななかでの、磯崎補佐官の「ツイッター」での、投稿だ。
磯崎補佐官は、7月28日は55回、7月29日は27回のツイートをしている。7月30日も午前11時までに7回投稿している。(国会招致が、決まる前。)安保法案に関する批判や疑問へのコメントが中心だ、という。(「弁護士コム」)
これでは、野党は、黙ってはいまい。それでなくとも、磯崎補佐官の国会での「発言の撤回、釈明」(法的安定性、不要発言の)について、「再招致」の声が、止まないのだ。
鴻池氏が、「ツイッターなんかやめたらええ。あほちゃうか」と言いたくなる気持ちも、理解できる。
これで、又、肝心の審議の方が、「進まなくなる」という気持ちであろう。
それにしても、大西議員から始まった、安倍首相への「応援歌」は、武藤議員といい、磯崎補佐官といい、それが「真剣」なだけに、「滑稽」だ。
おそらく、本人たちは、安倍首相に「良かれ」と思って、発言しているのだろう。
が、その発言が、首相を「窮地」に追い込むことになっているのだから、「皮肉」である。
そして、当人たちは、「そのこと」に全く気が付いていない。
それが、何よりも、「おかしく」思える。
当人たちが、「真剣」なだけに、余計に「おかしさ」が、こみ上げてくる。
(関連サイト案内)
・前安保調査会会長が写真投稿 官邸で“組閣ごっこ”の悪ふざけ=日刊ゲンダイ
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・派遣法成立阻止へ 岡田代表が連合主催の座り込み・路上集会に参加=民主党
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(2015年8月28日)