自民党議員のサイトの「ネット炎上」が、止まらない。これは、最早、個人的なレベルではなく、自民党全体の問題ではないか。
また、サイトでの書き込みが、問題になっている
中川議員の記事は、5日に削除された。
武藤議員のツイートについて、マスコミが、「騒ぎ」だした翌日のことである。
熊田議員の記事が削除された、正確な日付は解らない。(マスコミは、知っていると思うが)
同じような「出来事」があったので、再度、記事にしたい。
1) 掲載されていた記事の、内容
中川雅治参院議員は、これを自身のwebサイトに、掲載していた。
熊田裕通衆院議員は、自分の公式サイトに載せていた。
以下に、毎日新聞の記事から、引用する。
★中川議員の記事:
★熊田議員の記事:
2) これが、東大の法学部を卒業した「者」の言う事か
中川議員の記事は、義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員との対談記事である、と記事(毎日)で紹介されている。
中川氏は、毎日新聞の取材に対し、「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明した。
削除した理由は、「誤解が広がったため」と、いう事であるらしい。
「中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆」と書いている。
という事は、「そういうことがあったのを見たということ」ではなくて、自身も、現場にいた、という事になる。
居ながら、「止めよう」とはしなかった。
これは、「共犯」ということになりはしないか。
さらには、「皆で」と言っていることから、中川議員自身も、「加わっていた」と、思える。
中川議員がいうように、これは、「イジメ」ではない。
もっと、「タチ」が悪い。
そうだ、確かにこれは、「イジメではない」。明らかに、犯罪である。
それは、今日においてであろうと、「昔のこと」であろうと、変わりがない。
他人の人格を、直接的に傷つけた、という事で、「立派」に犯罪として、「成立」する。
このようなことを「イジメ」レベルでしか、捉えることが出来ないこと自体、「議員としての資質」を疑う。
もっとも、これが「犯罪である」、という認識がないから、指摘されるまで平気で、掲載を続けてきた、ともいえるのだが。
それだけでなく、中田議員は、上に引用した文章に続けて、「いじめられている方も弱くなっている側面があるのではないか、と、いじめが問題になっているのは、被害者の耐性が低くなったことにも原因がある。」と述べている。
「小さくて可愛い同級生」を、「クラスの悪ガキを中心に皆」で、「裸」にしておいて、それを、「犯罪を行った側」の責任ではなく、「被害を受けた側」も責任にするとは、あきれてしまう。
中川議員は、東大の法学部を卒業している。
これが、このような学歴を持つ者の、言う言葉であろうか。
3) 熊田議員は、『議員への道』として、掲載を続けてていた
熊田議員の秘書は、「議員は取材に応じられない」という。
「雲隠れ」でも、したのか。
この記事に、熊田議員は、『議員への道』として、掲載を続けていた。
少し前に、私にブログに載せた記事があるので、転載しておきたい。
その意味においても、やはり、「議員としての資質」が、問われるべきであろう。
これに似たようなことは、自民党の議員のサイトを探せば、まだまだ出てくるのではないか。
衆参で、一強の状態が続く限り、こういうことはこれからも、続く気がしてならない。
(関連サイト案内)
★悪質な中傷、警察の威圧…露骨さを増す「安保反対デモ潰し」=日刊ゲンダイ
★SEALDsへの侮蔑を引用ツイート 自民幹部職員が大炎上=日刊ゲンダイ
(2015年8月8日)
また、サイトでの書き込みが、問題になっている
中川議員の記事は、5日に削除された。
武藤議員のツイートについて、マスコミが、「騒ぎ」だした翌日のことである。
熊田議員の記事が削除された、正確な日付は解らない。(マスコミは、知っていると思うが)
同じような「出来事」があったので、再度、記事にしたい。
1) 掲載されていた記事の、内容
中川雅治参院議員は、これを自身のwebサイトに、掲載していた。
熊田裕通衆院議員は、自分の公式サイトに載せていた。
以下に、毎日新聞の記事から、引用する。
★中川議員の記事:
「中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行く。皆でおなかやおちんちんにマジックで落書きしたりしました。
やられた方は怒っていましたが、周りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。
★熊田議員の記事:
「ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。
中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて〜」と絶叫調に変わってきた。「やった〜」と快感でしたね。
2) これが、東大の法学部を卒業した「者」の言う事か
中川議員の記事は、義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員との対談記事である、と記事(毎日)で紹介されている。
中川氏は、毎日新聞の取材に対し、「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明した。
削除した理由は、「誤解が広がったため」と、いう事であるらしい。
「中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆」と書いている。
という事は、「そういうことがあったのを見たということ」ではなくて、自身も、現場にいた、という事になる。
居ながら、「止めよう」とはしなかった。
これは、「共犯」ということになりはしないか。
さらには、「皆で」と言っていることから、中川議員自身も、「加わっていた」と、思える。
中川議員がいうように、これは、「イジメ」ではない。
もっと、「タチ」が悪い。
そうだ、確かにこれは、「イジメではない」。明らかに、犯罪である。
それは、今日においてであろうと、「昔のこと」であろうと、変わりがない。
他人の人格を、直接的に傷つけた、という事で、「立派」に犯罪として、「成立」する。
このようなことを「イジメ」レベルでしか、捉えることが出来ないこと自体、「議員としての資質」を疑う。
もっとも、これが「犯罪である」、という認識がないから、指摘されるまで平気で、掲載を続けてきた、ともいえるのだが。
それだけでなく、中田議員は、上に引用した文章に続けて、「いじめられている方も弱くなっている側面があるのではないか、と、いじめが問題になっているのは、被害者の耐性が低くなったことにも原因がある。」と述べている。
「小さくて可愛い同級生」を、「クラスの悪ガキを中心に皆」で、「裸」にしておいて、それを、「犯罪を行った側」の責任ではなく、「被害を受けた側」も責任にするとは、あきれてしまう。
中川議員は、東大の法学部を卒業している。
これが、このような学歴を持つ者の、言う言葉であろうか。
3) 熊田議員は、『議員への道』として、掲載を続けてていた
熊田議員の秘書は、「議員は取材に応じられない」という。
「雲隠れ」でも、したのか。
この記事に、熊田議員は、『議員への道』として、掲載を続けていた。
少し前に、私にブログに載せた記事があるので、転載しておきたい。
「いつまでも、自身の「過去の言動」をつづったような記事を、掲載し続けるなどという事は、「論外」である。そんな記事を削除することなく、「堂々」と載せ続ければ、「”いじめ”を容認している」と、批判されるのは、目に見えている。
それなのに、削除もせずに「そのままにしておいた」という事は、たんに、「”いじめ”を容認している」という、レベルの問題ではない、と思う。
それは、熊田氏が、「このぐらいの”やんちゃ”が出来る人間でなければ、政治家にはなれない。あるいは、政治をすることが出来ない。
このことを、「暗に」主張をしたい、という考えがあるから、削除しなかったのではないか。」熊田議員は、国会の中では、教育委員会のメンバーでもある。
その意味においても、やはり、「議員としての資質」が、問われるべきであろう。
これに似たようなことは、自民党の議員のサイトを探せば、まだまだ出てくるのではないか。
衆参で、一強の状態が続く限り、こういうことはこれからも、続く気がしてならない。
(関連サイト案内)
★悪質な中傷、警察の威圧…露骨さを増す「安保反対デモ潰し」=日刊ゲンダイ
★SEALDsへの侮蔑を引用ツイート 自民幹部職員が大炎上=日刊ゲンダイ
(2015年8月8日)