2013年12月31日火曜日

大晦日と正月準備と一年を振り返って。今年最後の記事です。

今年の残すところ今日一日となりました。
いろいろとあった一年でしたが、今年は日本人にとっては、忘れることの出来ない年となる事でしょう。

2013年12月30日月曜日

年の暮れに当たり、「祝い事」に欠かせない、お酒について考えてみました。

今日はお酒にまつわる話です。
単にお酒というと色々あると思われるでしょうが、居酒屋などで「お酒」といえば、日本酒のことです。
そのお酒ですが、古来より祝い事には、欠かせませんでした。

2013年12月29日日曜日

日本お正月の「しきたり」を考える。

もうすぐ新年を迎える訳ですが、日本における正月の「しきたり」について考えてみたいと思います。

2013年12月28日土曜日

この一年を振り返る

2013年も残すところ、わずかとなりました。
そこで月並みですが、この一年を振り返ってみたく思います。

2013年12月26日木曜日

テレビドラマ「鬼平犯科帳」と主役の中村吉衛門さんについて。

テレビがつまらないと思うようになってからは、TUTAYAでDVDを借りてきて楽しんでいました。
それも、 韓国ドラマのDVDを借りることがほとんどでした。

2013年12月23日月曜日

特定秘密保持法に関して、国家機密とは何かを考察する。

特定秘密保護法が成立した。
この法案については、マスコミ等でも盛んに?論じられており、既にこのブログでも、何度か記事にした。

そこで、今回は違う視点から、考えてみたい。
「国家の機密とは何か」ということについて、である。

2013年12月20日金曜日

ようやく私も、人並みに、家電製品に囲まれて暮らし始めた。

少し前までは、少しばかりの本と机だけしかなかった、私の「書斎」も、家電製品が増えました。
もちろん電話とエアコンだけは依然からありました。

2013年12月18日水曜日

病気を得て考えたこと、そして、無くして初めて解る事。

人の人生には、思わぬことが待ち受けている。

中村天風は、

2013年12月17日火曜日

朝の散歩も、もうすぐ100日を達成できます。

9月26日に始めた朝の散歩も、ようやく100日目が近づいてきました。
100日目は、年を越すことになりますが、とにかく一段落です。

2013年12月10日火曜日

二度とくりかえしてはならないと、母の日記を見て思う。

しばらくの間の中断をお詫び致します。
また故郷に帰っていました。

2013年11月16日土曜日

文科省が「教科書検定」で、愛国心や郷土愛をもとめる。

 長年の夢がかなったと言うべきであろう。自民党のお偉方にとっては。
だが、国民にすれば、大きな迷惑である。
「愛国心」や「郷土愛」などを押し付けられてはたまらない。 

2013年11月12日火曜日

際限がない偽装問題。 今度は、「日本酒の偽装」が明らかに

食に関する不祥事が後を絶たない。
今度は、日本酒です。

2013年11月10日日曜日

いつから日本は偽装社会に成り果てたか

姉歯秀次の構造計算書偽造問題があったのが、2005年でした。

船場吉兆の「消費/賞味期限切れの菓子・惣菜の販売」 「地鶏の産地偽装」 「客の食べ残しの再提供」が明らかにされたのが、2007年の事です。

2013年11月5日火曜日

焼け太る東電、無策の安倍政権、踏んだり蹴ったりの国民、今の日本に正義はあるか

あるとき道を歩いていたら、「恥を知れ」という文字が目に入った。よく見ると、新しく舗装し直された歩道にあるマンホールの蓋が、かなり、歩道面よりレベルがずれていた。

2013年10月28日月曜日

日本国憲法第9条と「日米安保」は、セット 改正するなら廃棄を論ずるべき

相変わらず、米国政府高官筋による我が国への内戦干渉的な言動が、目立つ。
他国の憲法を「改正する必要はない」とまで言い切るのは、紛れもなく、内政干渉そのものである。

一方で、「憲法解釈による、集団的自衛権の行使は容認する」という。
全く、勝手な国だ。

2013年10月4日金曜日

「東電原発事故の国会閉会中審査」についての、東京新聞の社説について考える

あいも変わらず東電の事故への対応は、杜撰極まる。
またそのいい加減な体質が露呈した。

2013年9月19日木曜日

ゴミを捨てると逮捕される庶民、法律に守られて核のゴミを捨てる東電。

庶民(国民)をバカにした話だ。
IAEAでの、報告の話である。

2013年9月18日水曜日

鴨川の木材チップから、3千ベクレルのセシウムを検出。

鴨川の河川敷で、大変なものが見つかった。共同通信が伝えた。

滋賀県は17日、同県高島市安曇川町下小川の琵琶湖近くにある鴨川の河川敷などに木材チップ200~300トンが放置されているのが見つかったと発表した。
 県の調査でチップからは、最大で1キログラム当たり3千ベクレルの放射性セシウムが検出された」(2013/9/1 01:20)
 4月に住民からの通報があったのに、今頃の処理、発表だ。
嘉田知事は、直ちに会見を開いて、この間の事情を説明すべきだ。

これは、一人滋賀県だけの問題ではない。
今まで、どれほどの雨が降ったと思うのだ。
こんなことは、単に行政の怠慢で済まされることではない。

8000ベクレルでないから、さも問題がないように伝えている。
しかし、それは政府が、法を破って、勝手に決めた数値であり、そのものに、問題があるのだ。

それにしてもまったく、どういうことなのだろう。
写真でみる限り、大量の袋だ。

仮に、汚染された瓦礫でなくとも、行政が撤去すべきものだろう。
今まで放置され続けたことを、知事は、なんとも説明するつもりなのだろう。

しかし、考えてみると、これは、嫌がらせのために、わざと、なされたことなのかもしれない。
そうだとしても、嘉田知事は、脇が甘過ぎる。
こんなことでは、原発反対と言えるのかと、突っ込まれるのがオチだ。

住民も住民だ。
何故もっと早くに、行政に強く、撤去を言わない。
河川敷なら、関係がないのか。
        ◆              ◆                 ◆
私が住んでいるのは、木津川という川が流れている。
これも、琵琶湖水系のひとつだ。

時代劇で良く出てくる「流れ橋」と言う名前の橋が、架かっている。
台風などで川が増水すると、橋げたの上の板が流れるようになっている。
後でまたその板を集めて、再び、架けなおすのである。

今でも、時々使われているようだ。
橋の「両端」に、ワイヤーが張ってあるのが、ドラマなどに出てきた時、よく見ると、それが映っていて、すぐに分る。

ここもかなり、広い河川敷がある。
お茶どころということもあり、茶畑が、広がっている。

ここは、国土交通省の管理だ。
何故ここに茶畑が作られているのか、散歩のたびに不思議に思う。

琵琶湖で見つかったような大きな(ゴミ)の不法投棄はないが、ベッドのマットを捨てに来るような人もいる。
他に、自転車、テレビ、小型の冷蔵庫なども、捨てられている。
空き缶、ペットボトルは当然のごとくに、あちこちに散乱している。

高い堤防があり、人眼がないことを思えば、これでもいい方なのだろう。

つい、横道にそれました。元に戻します。
そういう訳で、私にとっては他人事では済まされない。
必ず、嘉田の会見を、見たい。
大坂ではガレキが焼かれ、またこんなことが、起きた。
このブログで、毎日のように東電の事故のことを記事にしているが、まったく予期しないことであった。

地域共同体が崩壊して、こういうことが起きても何の不思議がない世の中になってしまったことを、象徴するような出来事だ。

2013年9月17日火曜日

読売、産経ニュース、毎日の社説に見る「原発再稼働」の論説。

東電は、この台風を前に、タンクの堰にたまった汚染水を、基準以下だとして、排水した。
排水溝に流さず、地面にばら撒いたようだ。

そうすれば、直接に海に流さずに済むから、ということのようである。
こんなバカなことはない。子供だましもいい所だ。

2013年9月16日月曜日

また出たヒット。政府に「原発廃炉」を説く、北海道新聞の社説。

また、ヒットだ。
北海道新聞の社説のことである。

FOXドラマ[24]と、米国の苦悩。シリア攻撃を前に考える。

三連休なので少し軽い話題を。
FOXドラマ[24]に夢中である。

2013年9月14日土曜日

集団的自衛権について考える。(3)「行使」の容認と後方支援 。 ◆日曜版

集団的自衛権について考える、の最後の回です。
先週は掲載できず申し訳なく思います。

この事についてよく考えてみることは、米国がシリアへの軍事介入を意図している今、とても大切な事であると思います。

2013年9月13日金曜日

消費税はインボイス方式で、広く薄くかけるべきだ。

アリバイ作りの後、安倍首相が、消費税の値上げを決定した様である。
東京新聞の記事から。

五輪決定で、一儲けをたくらむ輩に、スポーツを論じる資格はない。

東京五輪が決まり、にわかにスポーツ熱が強まりそうである。
産経ニュースが、次のように報じた。

2013年9月12日木曜日

栃木でホットスポット発見。東電、マスコミ、政府を信じず、自衛しよう。

五輪のプレゼンのおいて、汚染水は、「ブロックされている」「健康問題は、今の現在も将来も全く問題がない」と大見えを切った安倍首相だが、その足元から、崩れた。

みのさんの受難、みのさん「死んで」テレビも死ぬか。

少し前にテレビを捨てた。
余りのドギツサに見続けるに堪えられなくなったからである。

2013年9月10日火曜日

トルコの学生死亡事件で、直接関係がない大学当局が会見を開く愚。

日本の高等学校が全入同然の形になるとともに、日本の大学が、「レジャーランド」化したと言われるようになって、ずいぶん経つ。

2013年9月9日月曜日

国会議員は、外遊などしていないで全員が、東電の事故現場を視察せよ。

五輪の喧騒をよそに、ひっそりと、臨時国会の開催が10月の15日に決まりそうである。
安倍首相は、福島の東電の汚染水の問題に対して、国が前面に出ると言いながら、国会の開催を、一月あまりも先送りにした。

オバマ大統領がシリアへの軍事介入を急ぐのは何故か(5)

                                                      第136号
ここにきて、オバマ大統領が揺れている。
G20で、あまりいい成果が出なかったようだ。
それでロシアに八つ当たりするまでになってきている。

だから、この連載もタイトルの変更が必要になりそうだ。


それにしてもオバマ大統領が、ここまで軍事介入にこだわる理由はなにか。
「仮に化学兵器が使用されていなければ、軍事介入をしないのか」というように、問を変えて考えてみようと思う。

オバマ大統領は、二期目だから選挙のことは気にする必要がない。

米国の国益というが、米国への差し迫った、軍事的脅威はない。
だいいち、世界で圧倒的な軍事力を持つ米国に、自分から戦争をしかけるバカはいないだろう。
そんなことをする人間は、「ドンキホーテ」ぐらいだ。

確かに国内は、大揺れだ。

しかし、震度で言えば、マグネチュード4ぐらいか。
まだ十分に耐えられる揺れだ。
    ◆                 ◆                 ◆
ではシリア側はどうか。
米政権は、シリアの反アサド組織に、今まで、多くの支援をして来ている。

だから軍事介入が急に日程に上ってきたわけではない。

実は、「米上下両院の情報特別委員会は23日までに、オバマ政権が決めたシリア
反体制派への武器供与承認で合意」していたのであった。

反アサド政権への、これは明確な後方支援だ。

だからオバマ大統領は、軍事介入をすでに決めていた。いやすでに行っていた。

また、シリア反体制派を支援する米欧やアラブ各国による「シリアの友人会合」の
閣僚級会合(は)・・・22日、・・反体制派が必要とするあらゆる装備を緊急に供与
する」との声明を発表
した。
また同時にレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラが、同盟関係にあるアサド政権を
支援するためにシリアへの介入を深めている。・・・(この)イスラム過激派勢力についても
強い懸念を表した。

さらに、 ケリー米国務長官は、武器供与などの目的は、【米国がロシアとともにシリア問題の
「政治的解決」に向けて開催を模索している国際会議を実現するため、「戦力の不均衡を
是正する」のが目的だと強調した。

一方で、ヒズボラは、シリアに数千人の戦闘員を派遣し、反体制派との戦闘に加わって
いるらしく、戦況は予断を許さない状況だ。むしろ、劣勢だ。

こうして観るとようやく見えてきた。ようやく、見つけた。そして分った。

ここで必要になるのは、「真珠湾攻撃」だ。
トンキン湾だ。
大量破壊兵器だ。

このままでは反アサド側が負けそうだ。もう武器供与の段階ではない。
直接的な軍事介入が必要な段階だ。

そこで登場したのが、8月21日の「科学兵器の使用による大量殺人」のでっち上げだ。
米国の政権が用いる、いつもの手である。

シリアが安定すれば、レバノンが安定する。
そうなれば今度は、米国の同盟国のイスラエに危機が迫る。・・・
おそらくこんなシナリオではないかと思う。

もっとも、米政権の奥底にある戦略思想は、「中東の不安定さを維持する」
というものではないかという気がする。
なぜなら米国の政権は、常にどこかでの戦争━━もしくは内戦が━━を必要としている
と思うからである。
それは米国が建国以来、200回に及ぶ戦争を経験してきていることからも明らかである。


オバマ大統領がリアへの軍事介入を急ぐのは、今のままではアサド政権が内戦に勝利し、
そのことによって、米国の中東での立場が危うくなるからである、と結論することができる。

我々はここに、オバマ大統領が軍事介入を急ぐ理由を見出す。
シリアのアサド政権が安定すれば、イスラエルが危ない。そうなれば中東での
米国の足場がなくなる。
それを恐れてのことであることであると、思う。

2013年9月8日日曜日

五輪決定のツイートを、比べる。賛成派と反対派の、つぶやきに見る世相。

                                                    第135号
2020年の五輪の東京での開催が決まった。
この事に関連して、いくらかの記事を出した。

其れとは別に現時点での、世間の見方を、後世のために記録しておきたく、代表的なものを取り上げた。
選択したのは、現時点での(2013/9/8  9;00)のものである。

ここに取り上げた「個々のツイート者」に、特に思い入れがある訳ではない。
もっぱら、内容を見て、取り上げた。
また、このツーイートに、コメントも入れない。
そのままをのせた。

また、どちらに決めたかの判断は、夢洛堂が独自に行ったものである。
その点は、誤解のないように、お願いする。

もちろん、批判派、賛成派という区別も、同様である。
掲載の順番がこうなったのは、この瓦版の立場が、批判派に属するからである。

≪批判派≫
素直に喜べない。この影で隠そうとするものが多すぎる。関係国にどれだけの支援の約束を取り付けたんだ?福島に使う金よりもはるかに多い口約束をしたことでしょう。東京五輪税とか考えてるかもね。/20年五輪:東京開催が決定 56年ぶり2回目
2020年「東京五輪」に決定 - MSN産経ニュース おめでとう!!本当におめでとう!!これを皮切りに東日本の復興が加速し、より一層原発対策に力が入ることを願う。日本第二の復興の象徴になればいいなと思う。そして、反日の奴らザマァ(笑)

おめでとう!56年ぶりとなる夏季五輪の東京開催!今年に入ってから国際世論による日本旋風をひしと感じる。暗鬱な情勢の中、日本が自ら掴んだ勝利と希望の光であり歴史的快挙と言える。 ⇒ 2020年「東京五輪」に決定 - MSN産経ニュース
東京オリンピックは防衛上、抑止力となる。将来のオリンピック開催国への武力行使は、それこそ国際社会への脅威、平和の祭典への冒涜なのだから。この7年で尖閣問題を片付ければいいのだ。RT 2020年「東京五輪」に決定 - MSN産経ニュース

2020年「東京五輪」に決定  本当にハッピーな朝になりました。決戦はイスタンブールとだったんですね。安倍首相、猪瀬知事その他関係者及び国民の皆様、本当におめでとうございました。

(ここまで)


2013年9月7日土曜日

五輪誘致狂操曲で、二国に分断された日本の行方はどうなるか。

五輪が、スポーツの祭典でなくなって、久しい。

テレビの登場は、それに輪をかけた。

2013年9月6日金曜日

国連事務総長の談話と、オバマ政権の動きについて考える。

 国連の潘基文(バン・キムン)事務総長が、シリアへの武力行使についての、見解を述べた。
その中で事務総長は、武力行使が許されるのは、自衛目的か、国連安保理の承認を得て場合に限られると述べた。

英国にフラれ、米国議会に助けを求めたオバマ大統領の窮地は如何に。

英国議会がシリアへの軍事介入を否決したことで、米国のオバマ大統領が、米国議会に助けを求めた。

英国議会では、化学兵器が使用されたわかる、確実な証拠の提出を、キャメロン首相に求めた。

2013年9月3日火曜日

ぜひに再稼働したい政府が、大飯は活断層なしの判定をした。

昨日、大飯原発が、定期検査のために、発電を停止しました。
これで日本国内の原発の全ての施設が、発電を停止したことになります。

しかし、同時に、驚愕すべきことが、規制委から、発表されました。産経ニュースが伝えた。

2013年9月2日月曜日

オバマ政権がシリアへの軍事介入を急ぐのは何故(4)(改題)

シリアの内戦に、オバマ政権が軍事介入を急ぐのは何故かを考えるうえで、この号では3点について考察します。

1点目は、中東情勢そのものについてです。

2点目は、アフガンニスタンの米軍の撤退に関連することです。
3点目は、米国の国内事情にかんしてです。

2013年9月1日日曜日

集団的自衛権について考える。(2)日米安保条約の持つ意味◆日曜版

前回の続き。日米安全保障条約(以下、安保条約といいます)について考えてみます。
安保条約は戦争に負けた日本が、アメリカの占領下より独立するにあたって、アメリカと取り結んだ軍事同盟である。

2013年8月31日土曜日

シリア情勢で、オバマ政権が軍事介入を急ぐのは何故(3)

シリアによる化学兵器の使用を非難する日米両国ですが、この両国の政府の代表者に、シリアを
糾弾する資格があるでしょうか。
以下、両国政府が、サリンを利用した兵器を製造していた証拠についての記事を載せます。

シリア情勢でオバマ政権が軍事介入を急ぐのは何故(2)

過去にアメリカの政府の主導により行われた戦争の際の、軍事介入のための「でっち上げ」の例を、以下に示します。いずれもウィキペディアの記事によります。)

① ベトナム戦争時の、「トンキン湾事件
【アメリカ軍は、19648284トンキン湾で発生した北ベトナム海軍の魚雷艇によるアメリカ海軍駆逐艦マドックス」への魚雷攻撃事件・・への報復を口実に、・・・北ベトナム軍の魚雷艇基地に対する大規模な軍事行動を行った。・・・・87には、上下両院で事実上の宣戦布告となる「トンキン湾決議」が可決され、民主党と共和党の議員の多くがこれを支持しジョンソン大統領への戦時大権を承認、本格的介入への道が開かれた。・・・・
19716月にニューヨーク・タイムズの記者が、ペンタゴン・ペーパーズと呼ばれるアメリカ政府の機密文書を入手し、84日の2回目の攻撃については、ベトナム戦争への本格的介入を目論むアメリカが仕組んだ捏造した事件であったことを暴露し、マクナマラ国務長官も1995に同様の内容を告白している。
捏造は84日の事件であり、82日に行われた最初の攻撃は、アメリカ海軍の駆逐艦を南ベトナム艦艇と間違えた北ベトナム海軍の魚雷艇によるものであることが北ベトナム側も認めている。】


②  湾岸戦争時における「ナイラ証言」
【「ナイラ」なる女性(当時15歳)が19901010非政府組織トム・ラントス人権委員会英語版にて行った証言イラクによるクウェート侵攻後、イラク軍兵士がクウェートの病院から、保育器に入った新生児を取り出し放置、に至らしめた経緯をながらに語った事で知られる。
当時のマスコミはクウェートへ入れなかったため、この証言が信憑性のあるものとされ、広く喧伝された。アメリカ合衆国上院議員大統領も幾度となく引用しており、湾岸戦争の布石を敷くこととなる。

当初はアムネスティ・インターナショナルや避難民からの証言により、裏付けの取れたものであった。しかし、クウェート解放以後、マスコミが同国内に入り取材が許された結果、新生児の件は虚偽であった事が発覚。
また、1992に「ナイラ」なる女性は苗字アル=サバーであり、何と当時クウェート駐米大使であったサウード・ナシール・アル=サバーとの事実が暴露された。
その上、証言自体がクウェート政府の意を受けた、ヒル・アンド・ノウルトンによる自由クウェートのための市民運動英語版広報キャンペーンの一環であったのも明らかとなる。爾来、単なる戦時プロパガンダとして広く認知された。】
③ アフガニスタン戦争と、「9,11」
【2001911日、アメリカ同時多発テロ事件が発生した。12日、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領はテロに対する闘いを宣言した。・・・この中で、ターリバーン政権の関与が示唆され、ドナルド・ラムズフェルド国防長官はウサマ・ビン=ラーディンが容疑者であり、また単独の容疑者ではないと発言した。
(しかし)
同時多発テロ当時、アルカーイダによる犯行声明などは行われておらず、アルカーイダを犯人と推定したのはアメリカ当局によるものであった。
(その後、10月2日、空爆が開始された。)】

④ イラク戦争と「大量破壊兵器の保有疑惑」
【開戦前にブッシュ大統領やチェイニー副大統領が「イラクは大量破壊兵器を保有している」とメディアを通して繰り返し広言していた[50]ため、開戦後に大量破壊兵器が発見されなかった・・・この戦争の『大義』が失われたという批判が巻き起こる結果となった。・・・
2004128には、当時のデビッド・ケイ大量破壊兵器調査団長(CIA 顧問)が・・・・「私を含めてみんなが間違っていた。・・・・生物・化学兵器が発見される可能性はもうないだろう」と証言した[69]
同年10にはアメリカが派遣した調査団が「イラクに大量破壊兵器は存在しない」との最終報告を提出。・・・
サッダーム・フセインは、拘束後のFBIの取調べで、イラクが査察に非協力的だったのは「大量破壊兵器を保持している事をほのめかす事でイランや国内の反政府勢力を牽制しようとした」ためで、化学兵器などの大量破壊兵器は「湾岸戦争後の国連の査察ですべて廃棄させられたため最初から無かった」と証言した。】

これだけ例を上げれば充分であろう。
これでも尚且つ、今回のシリアの疑惑を肯定することが出来るであろうか。

オバマ大統領が正しいと言えるのであろうか。

アメリカは今見てきたように過去においては、疑惑をでっち上げては、他国に軍事介入する口実にしてきた。
今回だけが、例外であると考えることは可能であろうか。

そう

シリア情勢でオバマ政権が軍事介入を急ぐのは何故(1)

シリアの軍事介入について英政府が、行使しないことをきめた。
にもかかわらず、アメリカのオバマ政権は、軍事介入を実行するため、米国議会への働きかけを強めている。

2013年8月30日金曜日

北海道新聞の快挙を大手マスコミは見習うべきだ

シリアへの軍事介入についての北海道新聞の社説は、立派だ。
(毎日の歯切れの悪い社説と比べれば、良くわかる。)
社説は29日に載った。

英議会の決定は妥当な判断である

 妥当な判断だ。イラクの二の舞を踏むようなことがあってはならない。
アメリカのような「ならず者」政権の後追いは、断じて拒否するべきだ。

2013年8月29日木曜日

米中が合同軍事訓練は、オバマ政権の対中国戦略に変化の兆しか。

                                                      
孫氏の兵法の極意は、『「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」(謀攻篇)』である。
まず相手をよく知ることが肝要な事を説いたものだ。

27日頃から中東のシリア情勢の雲行きが怪しくなりつつある。
オバマ政権は今週中にも、アサド政権が化学兵器を使用した証拠を明らかにする、と述べている。

再び中東が戦場になりそうな気配である。
今後のオバマ政権の出方次第では、━━日米軍事同盟を結んでいる以上━━、日本にも火の粉が降りかかってくるかもしれない情勢となってきた。

2013年8月27日火曜日

国連の真の姿を隠す、日本の政府の怠慢と弱腰

どんな記事に対してのいちいちケチをつけるつもりはない。
だが、産経ニュ―スの取り上げ方は、記事の書き方が他の大手マスコミと比べると、旗色が鮮明である。

東電社長直属「汚染水対策室」の設置でも、事故の解決は無理だ

もう驚きはしないが、いまさらながらと、あきれるばかりだ。
東電の社長の会見である。産経ニュースによる。

2013年8月25日日曜日

集団的自衛権の行使について考える(1)国連とは何か

日頃の「ニュースどんでん返し」では、記事の長さを考慮するあまり、どうしても記事の内容に不十分な所があります。
それでこの号より日頃のニュースを離れて、大局的な視点からの記事を掲載していきます。

小松長官の「集団的自衛権の行使の容認」についての談話は、妥当だ

至極まともな判断だ。今度内閣法制局長官に就任した小松長官のことである。
8月24日に東京新聞が伝えた

2013年8月23日金曜日

地元だけの問題ではない、「原発問題」には国民的合意が必要だ

連日「東電の汚染水」の処理の問題で、盛んにマスコミが報じている。政府の関与が明らかにされた時点からのことだ。

今日の信濃毎日は、「汚染水が海に 被害の広がり防がねば」との見出しで、以下のように報じた。

2013年8月22日木曜日

敵前逃亡にも等しい安倍首相の中東訪問。東電の汚染水問題はいいのか。

安倍首相が中東・アフリカ4カ国を訪問する予定だ。
日程が21日に固まった、と時事通信が伝えた。