2013年8月31日土曜日

シリア情勢で、オバマ政権が軍事介入を急ぐのは何故(3)

シリアによる化学兵器の使用を非難する日米両国ですが、この両国の政府の代表者に、シリアを
糾弾する資格があるでしょうか。
以下、両国政府が、サリンを利用した兵器を製造していた証拠についての記事を載せます。


① これは、「ヤフーのニュース」として取り上げられたものです。(ヤフー.ニュースからの転載記事)


(日本政府によるサリン製造)

【陸上自衛隊化学学校(さいたま市日進町)での毒ガス・サリンなどの製造と大宮駐屯地内への毒物遺棄などを報じた本誌の連載「自衛隊とサリン」(六月二八日号まで全六回)を受け、国会議員による防衛省へのヒアリングが七月二四日、東京・永田町の衆議院第二議員会館内で行なわれ、防衛省は化学学校での毒ガス製造を認めた上で、八種類の毒ガスの名称と製造量などを初めて明らかにした。

しかし、開示したのは最近五年間のみで、製造量と使用量などの数字に矛盾があるほか、いつから製造していたか「確認できない」とするなど依然不明な点が多い。


防衛省が提示した資料によると、二〇〇八年から二〇一二年までの五年間、陸自化学学校で製造されていたのはサリン、タブン、ソマン、VXガス、マスタードガス、窒素マスタード、ルイサイト、シクロサリンの八種類。最も製造量の多いのが致死性の神経ガス・サリンで、五年間に四五八・三グラム。サリンの半数致死量は〇・五ミリグラムとされ、これだけで数万人が死に至る可能性がある。

次いで糜爛性ガスのマスタードが同四三五・五グラム、サリン以上の猛毒といわれるVXガスが同三五七・一グラムなどとなっており、八種類合計で同期間に約二キログラムを製造。そのうち計一七五一・七グラムを使用したことになっている。ただ、各毒ガスの製造量と保有量、使用量、廃棄量の差し引き合計が合わないなど不可解な内容となっている。】

② 米軍によるものです。「琉球朝日放送 2013年7月29日 18時40分」のものを、転載しました。

≪米のサリン投棄≫

【729日、月曜日のニュースQプラスです。
沖縄市でアメリカ軍の廃棄物とみられるドラム缶が見つかり
毒性の強いダイオキシンが検出されたことが問題になっていますが、
こうした中、陸上ではなく、海の汚染をも指摘する衝撃的な事実が告発されました。

ベトナム戦争の真っ最中であり、沖縄が本土に復帰する3年前の1969年、
化学兵器の中でも最も恐れられている、マスタードガスやVXガス、サリンが、沖縄の海に投棄されたというものです。



ジョンミッチェルさん:
「米軍は、陸上だけではなく、外にも汚染を広げたとみられています。
海にも汚染が広がったとみられています。
1969
年に、沖縄の海岸に、化学兵器が捨てられたのです」


こう語るのは、枯れ葉剤問題の取材を続ける、フリージャーナリストのジョンミッチェルさん。
ミッチェルさんは先週、ジャパンタイムズで、衝撃的な事実を告発しました。

ジョンミッチェルさん:
1969年、知花弾薬庫で、化学兵器が漏れる事故が起きた。
陸軍の兵器責任者から電話があり、これらの化学兵器を、海に捨てるように指示されたと。
VXガス、マスタードガス、サリン
私の調査によると、もう一つのタイプの化学兵器がある。
ルイサイドという、最も危険といわれる、マスタードガスより危険な物


これは当時、沖縄を統治していたランパート高等弁務官が、帰任の際に、自身の回顧録で語った話。
ミッチェルさんは今回、沖縄で、このプロジェクトに関わったふたりの元軍人からも、証言を得ました。】

③  これは少し古い記事ですが,「47ニュース」が伝えたものです。(2009/ 7/15)
 
≪米軍による劣化ウラン弾使用の実体・・・・イラク戦争」≫

【湾岸戦争(1991年)、イラク戦争(2003年)で主要な戦闘の舞台となり、米軍が劣化ウラン弾を使用したバスラなどイラク南部で子供の白血病症例が10倍以上になっていることを、国立バスラ母子病院のジナン・ガリブ腫瘍科医長(40)が15日までに明らかにした。

 ガリブ医長は、劣化ウラン弾のウランで「土地や野菜、破壊された戦車が汚染された」との見方を示し、子供の白血病急増の原因だと指摘している。

 ガリブ医長によると、湾岸戦争前まで、同病院で扱うイラク南部の子供の白血病症例は年間14~16件だったが、同戦争後40~50件に急増、さらにイラク戦争後の08年には167件となったという。湾岸戦争前と比較して、白血病にかかった子供が10倍以上になった計算だ。

 劣化ウラン弾は弾芯に劣化ウランが用いられた弾丸や砲弾。微粒子となったウランが拡散して人体に入って体内被ばくを引き起こし、住民や兵士に白血病やリンパ腫が続出したとの指摘があり、米国などでは健康被害への賠償を求める元兵士らの集団訴訟が起きている。(バスラ共同)】

以上3例を示しました。
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これ以外にも、米軍がべトナム戦争で撒いた枯葉剤による「奇形児」の例もあります。

さらに言えば、先日のロイターの記者が、米の副報道官に質したように、太平洋戦争での米軍による日本への、2度の原爆投下の例もあります。この例だけは、誰にも否定しようのない事実です。

そして東京裁判におけるブレクニー弁護人らによる「補足動議」に対する、ウエヴ裁判長の「却下の理由」は、今もって明らかにはされていない。

ブレクニー弁護人は、「日本による真珠湾攻撃」が平和の罪に問われるのなら、同様に、「米国による原爆投下」も同様に裁かれるべきである、と述べたのであった。

オバマ政権の副報道官は、この事について、何も答えられなかった。
答えられる訳がないのである。
それを肯定すれば、今度のシリアへの軍事介入が不当であることを認めることになるからである。
しかし、コメントを避けた、と言うことは認めたに等しいことだ。

* 長くなりました。もう少しお付き合い下さい。
5回のシリーズにしたいと考えています。
次回から、本題に入ります。
         ≪サイト案内≫
①   自衛隊によるサリン製造
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130531-00010002-kinyobi-soci

②  の記事について