『他人を負かすには力がいり、自分を負かすにはもっと力がいる。』
と中国古代の賢人、『老子』は言う。
別のいい方をすれば、
『他人に勝つには力がいる、しかし自分に勝つにはもっと力がいる』
ということになる。
似たような言葉に、
『山中の賊を破るのは、簡単だが、心中の賊を破るのは、難しい』
というのがある。
どちらも、他人との関係より、自分自身との関係に
注目したものだ。
人はどうしても自分自身より、他人に関心がいく。
自分の欠点には、目をふさぎたがる。
だが、人生において重要なことは、
「自分をどうするか」ということである。
自分自身にさえ打ち勝っことが出来ないのに、
他人に打ち勝つことが出来る訳がない。
1 件のコメント:
久しぶりの投稿になりました。
長いあいだ中断してしまい、失礼致しました。
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