2016年6月19日日曜日

些細なことにこだわるには、人生はあまりに短い

気にする必要もなく、忘れてもよい「些細な」ことで心を乱してはならない。
ほんの些細なことにこだわるには、人生はあまりにも短いからである。_


ディズレリイーは言う。
「人生は短すぎる。小事にこだわっていられない。」



アンドレ・モロアは__。

『この言葉は私の苦難に満ちた多くの試練に際して、
いつでも心の支えとなった。

私たちはしばしば、忘れてもかまわない小さな
ことがらのために自分自身を台無しにする。

…私たちがこの地球上に生きるのは、
わずか数十年にすぎない。

それなのに、一年もすれば皆から忘れられてしまう
不平不満を悩みながら、
かげがえのない多くの時間を無駄にする。

もう、ごめんだ。

私たちの人生を、価値ある活動、感覚、偉大な思想、
真実の愛、永久の事業のために捧げよう。

とにかく、小事にこだわるには
人生はあまりにも短すぎる。』と言った。
(D・カーネギー『道は開ける』)



柱の角に足の小指をぶつけると、ひどく痛い。

だが、しばらくのあいだ我慢すれば
痛みは消える。

これとあまりたいして違わないような
「ささいな」ことで、クヨクヨと悩んで
時を無駄にしていないだろうか。

誰かに言われた「たわいもない一言」に
いつまでも、ごだわり続けていないだろうか。

いつまでも「恨みに思って」貴重な人生の時をムダに
過ごしていないだろうか。

D・カーネギーが自書で引いている
人々が言うように、
人生はあまりにも短すぎる。

だから、「つまらない小事」にこだわってはならないで、
なすべきことを成し遂げよう。

人は「人をうらむ」ために生まれて来たわけではないし、
生きていくように運命づけられているわけでもない。

(2016年6月19日)

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