2016年6月19日日曜日

最悪の事態を予測し対策を考えよ、無理な時は受け入れよ

人生に不安はつきものである。

人間は次に起こる事態について

決して知ることが出来ない。

もし、次に起こる事態がテレビドラマを見るように
はっきりと分かれれば、不安は消える。


だから、不安な気持ちを振り捨てて、
目前の事態に対処するには、テレビドラマと同じような
状況を作り出すことが、有効な解決方法になる。

このことについて、D・カーネギーはその著書の『道は開ける』
で、次のように述べている。

《状況を大胆に分析し、
その失敗の結果生じる最悪の事態を予測すること。…

次に、やむを得ない場合にはその結果に従う覚悟をすること。

…自分の目を無理やり最悪の事態へと向けさせ、
それに対する心の備えを固めれば、
妄想はことごとく消え去り、
問題解決のため全力を集中できるような立場に
自分を置くことができるのです。

(覚悟を決めると)

最悪の事態を好転させることにまで考えが及ぶ…。
あれこれと思案しているうちに、まったく別なことを思いつ(く)。》



悩みごとがあって、夜も眠れない。
胃が痛い。

どうすればよいか皆目見当もつかない。

こういうことがあった時、私はD・カーネギーの言葉を
思いだすことにしている。

そうすれば、いたずらに頭を悩ませ、
胃が痛くなるような状況に陥らないで済む。

悩みを解決するどころか、
かえって、病気に成ったりしなくても済む。

「にっちもさっちも行かない」という状態から
抜け出すことができるようになる。


(2016年6月19日)

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