2016年6月19日日曜日

成長は、人間が生きていることの唯一の証しである

『顕微鏡の下に岩石を置いてよく観察するとわかることだか、
岩石は少しも変化しない。


しかし、同じ顕微鏡の下にサンゴの一片を置いてみると、
サンゴは成長し変化しているのが認められる。

つまり、サンゴは生きており、岩石は死んでいるのだ。
生きている花と死んだ花をどのようにして見分けるだろうか。


成長しているものが生きているのである。
生きていることの唯一の証拠が成長なのだ。』

ウェイン・ダイヤー博士は、このように述べている。
そして、そのことは「心の世界」にも当てはまると言う。

成長していれば、その人は生きている。
成長しなければ、死んだも同然なのである。

常に成長し、向上し、
より優れた人間になることができるという自覚があれば、
それで十分である。



教育は、自己の完成を目指して行われる。

教育の最高の表現である自己教育にも、
このことは当てはまる。

人はいくつになっても、自己の完成を目指して
成長すべく努力することが大切である。

「もう、これでいい」というようなことはない。

人はいくつになっても、新しい自己発見の旅を
続けることができるし、しなければならない。

そしてそれは、私たちの心がけにかかっている。

自分の感情は自分でコントロールできるという
自覚を持てば、それは可能になる。

(2016年6月19日)

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