乗客として人生を航海するな「自分が船長になれ」

『自分自身を人生のCEOと見なせば、自分の世界を見る目が抜本的に変わります、
乗客として人生を航海するのではなく、あなたが船の船長になるのです。


そして、変化する気まぐれな潮の流れに左右されるのではなく、
あなたが選んだ方向にすすむのです。』（ロビン・シャーマ）

ロビン・シャーマは、次のようにも言っています。

こちらが人生に働きかけ、なにかが起こるような行動をとらないと、
人生のほうから働きかけてきて、こちらが望まない結果がもたらされる。

だから、自分が「人生の主人公」になることで、
自身の人生を支配することが必要だ、と。

別の言い方をすれば、人は誰でも
「自分という名前の会社」をもつべきだ、
ということでしょう。

★

考えてみれば、もともと我々は
「自分の人生という会社」を持っている、
と思います。

昔風に言えば、－－たとえば、野球のイチローさんであれば－－
「イチロー商店」というようなものです。

経営方針も、経営の仕方も、取引先も、
一切合切を自分自身で決めることができる。

そういう会社もしくは商店を持っている。
しかも、それはけっして「倒産することがない」のです。

「倒産する」時は自分の人生を閉じる時、
死を迎える時です。

その時までは、「倒産させること」も出来ないし、
「売り飛ばすこと」も出来ない。

そういうものを持っているのです。

（２０１６年６月１６日）