「もうひとつの国会」が、盛り上がっている。
激しい雨が降る中、、多くの国民が安保反対デモを、今日もおこなった。
今の安倍政権の「横暴を止める」手段は、国会外においての「抵抗」しかない。
そんな中、警察が国会前の「デモ」で、13人を逮捕した。それを、『FNN』が、”一部、暴徒化”したと、「ねつ造記事」をだした。
これを、『TBS』は、「国会周辺は大規模デモ、公務執行妨害の疑いで13人の逮捕者も」と報じた。
「国会周辺でデモに参加していた男女13人が、公務執行妨害の疑いで警視庁に現行犯逮捕されました。
逮捕されたのは20歳から70歳くらいの男女13人で、国会周辺で警備にあたっていた警視庁の機動隊員の胸を両手で押すなどして職務を妨害した疑いが持たれています」あくまでも、「 公務執行妨害の疑い」での「逮捕」である。
「機動隊員の胸を両手で押すなど」したことで逮捕されるのなら、何故、これまでは逮捕しなかった、のだ。
これこそ、警察の「横暴」でしかない。
これを、『FNN』は、「国会前で安保法案反対集会 一部暴徒化、少なくとも13人逮捕』というタイトルで報じた。
「・・・・。また、参加者の一部は暴徒化し、少なくとも13人が公務執行妨害の疑いで逮捕された。」「機動隊員の胸を両手で押すなど」したことを、「暴徒化」と書くなど「誤報」も、はなはだしい。むしろ、「誤報」どころか、「悪意ある」、「確信犯」報道である。
普段には、「報道は、中立でなければならない」というくせに、「恥ずかしくない」のか、と感じる。
それにしても、この安保法案のデモ」に対する安倍政権の、警察の「規制」は「異常である」。これは、完全に、「憲法」に保証された国民の権利を侵害する、「行為」である。
昨日の「デモ」においては、国会前に、「警察車両が、一列にズラリ」と並べられた。その間は、大きな空間が空いている。これは、安全の確保」などという理由では、説明のつかない「過剰」な規制にほかならない。
今回のデモは、「警察権力」がいかなるものであるのかを、白日の下に晒した。
安倍政権(=国家権力)が、いかなる政権であるのかを、天下に示した。
その安倍政権を、少数野党の、「元気、次世代、改革」の3党が「支持」した。
これは国民への「裏切り」に他ならない。
「元気、次世代、改革」の「裏切り」は、万死に値する。
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(2015年9月17日)