2014年1月5日日曜日

「シオンの議定書」と現在の日本の社会状況を考える。

世に有名な文書の一つに「シオンの議定書」というものがあります。

偽物だとか、本物であるとか、色々に言われてもいるものです。
ですが、ここで問題にしたいのは、そのことではありません。


現在の日本の状況と、この文書にかかれている事との類時性についてです。

特に、この記事では「第三の議定」といわれているものについてみてみます。
ここには、以下のように書かれています。(注① 参考にしたサイトを記事の最後に貼り付けます。)
 ★彼ら事情をさとらせないために、我々はマスコミさらにマス・レジャーを盛んにする。やがて我々の新聞で芸能、スポーツがもてはやされクイズも現われるだろう。
これらの娯楽は、我々と政治闘争しなければならない人民の関心を、すっかり方向転換させてしまう。こうして人間は次第に独立して自ら思索する能力を失い、すべて我々の考える通りにしか考えられないようになる。そのとき表面的には我々と関わりのないようなものによって、彼らに新しい思想を提供する。
この視覚教育の主な狙いは、非ユダヤ人すべてを、脳を働かせただけでは物が考えられず、絵を見なければ何も理解できない、従順な動物にすることである。

「我々の新聞」という箇所を「我々のテレビ」と読み変えれば、なんと現在の日本の状況と似通っている事でしょう。

今や日本のテレビは、「お笑い芸人」に乗っ取られた観があると思うのは私だけでしょうか。

そして、その内容は、「低俗な、取るに足らない内容のクイズ」と、「料理番組」などです。

お笑い芸人の「頭の出来」に合わせた、小学生や中学生でも解るような内容のクイズです。
料理番組は、手を変え、品を変えて、盛んに放送されていますが、どれも同じようなものです。

そして、ここにも「お笑い芸人」が登場します。

また、ニュースのワイドショウも、今や「低俗なショウ番組」に成り下がってしまっています。

またもや「お笑い芸人」のスキャンダルや、結婚式や離婚話で盛り上がっているのが現状です。

そしてニュース解説にまで、彼らが登場します。
頓珍漢な解説をしても、誰も変に思わないのでしょうか。

番組の制作者に聞いてみたくなるほどです。
さらに、このクイズに、「テレビゲーム」を付け加えると、ぴったりと、現在の社会の状況と重なります。

小学生をお持ちの親御さんは、子供らの使っている教科書をめくってごらんになったことがおありでしょうか。

教科書は、我々が使っていたころとは違い、「薄くなり」しかも、ほとんどのページに絵や写真が載せられています。肝心の文章は、ほとんどありません。

もともと日本の学校の教科書は、「生徒が自習するようにできていない」のですが、それにしてもひどすぎます。

これで、まともな子どもが育つはずがありません。
テレビゲームに夢中になるのも理解できます。

彼らは、「テレビゲームをするような頭になる」ようにしか教育されてはいないのですから。これは誇張ではありません。

少し大きな書店に行けば、学校で使っている教科書を扱っていますから、一度見られるとよいと思います。

日曜には学校は休みのはずですが、校庭にはサッカーなどのスポーツに夢中になっている子供らであふれかえっています。休みなのは、教師だけです。

週休二日となり、この傾向に増々拍車がかかっています。

彼らは、いつ勉強するのでしょうか。朝の8時、9時ごろから、夕方の5時過ぎまで,校庭から姿が消えません。

学校では、薄い教科書で申し訳程度の知識をつけるだけで、後は走り回るばかりなのです。
もちろん一部には「学習熟」に行っている子もいますが、彼らとて、そんなに勉強しているわけではないでしょう。°教えられたことをそのままに暗記しているだけの事ですから。

これでは、まさに「脳を働かせただけでは物が考えられず、絵を見なければ何も理解できない、従順な動物」にされてしまっている、と見る方が正解でしょう。

これは中学校でも大して変わりはありません。
教科書は、薄く、大判で、カラフルな絵を多く用いたものになっています。
昨年には、次期オリンピックの日本での開催が決まりました。
あの時の「バカ騒ぎ」を考えて頂ければ、「頭の中」が空)になってしまっている国民が増えたことに異議を唱える人は、そう多くはないでしょう。

テレビでも盛んにスポーツ番組が放映されます(特に、日曜日などは朝も昼も夜までも放送しています)し、「プロ野球中継」は年中行事となっています。

これでは、今後ますます、日本の国民は,「従順な羊」にされた人々が増えていくことになります。

これでは、政治の事などは「何も考えられない人々」が大半を占めることになりかねません。

まさに「シオンの議定書」が「予言したことが現実になっているのです。

この事にどれだけの人々が気づいているでしょうか。
恐ろしい事です。

他の議定」にもよく考えてみなければならない内容を含んだものが多くあるのですが、今回は省きます。