2015年5月13日水曜日

米軍がオスプレイを配備  アメリカ軍横田基地へ10機

別名「未亡人製造機」と呼ばれる。このオスプレイが、 アメリカ軍の横田基地へ配備されることが決定した。低空飛行訓練、夜間飛行訓練が予定されている。








 オスプレイ 横田基地配備へ、2021年までに10機

≪東京にあるアメリカ軍横田基地に、垂直離着陸型の輸送機オスプレイが配備されることが決まりました。2021年までに10機が配備される予定です。
 配備されるのはCV22と呼ばれる空軍が運用するタイプで、特殊部隊が低空飛行などの厳しい条件下で運用することが主に想定されていますが、沖縄の海兵隊が運用するタイプより事故率が高いというデータがあります。・・・≫=TBS News

 低空での飛行訓練や夜間での飛行訓練を実施

オスプレイとは、回転翼軸の角度を変えることで、垂直飛行と水平飛行の両方を可能とする航空機である。
早く言えば、ヘリコプターと戦闘機を合体させたもの。

それだけに、機体の構造が複雑で、飛行操作が難しい。
このオスプレイは、開発段階から事故が多く、米国の軍人の中では、「未亡人製造機」と呼ばれている。

日本の防衛省でも、17機を購入。
費用は、17機で、約3600億円。
佐賀空港に配備される予定になっている。

米軍の海兵隊など、特殊作戦を実施する部隊を輸送することが主な任務である。
だから、低空での飛行訓練や夜間での飛行訓練が重要視される。

これは戦闘の最前線に部隊を送り出す航空機と言える。
最も危険な任務を帯びた航空機であり、訓練も過酷なものになると予想される。

中谷防衛大臣が言うように、当然、日中、夜間を問わず、訓練が実施されることだろう。
そうなれば、住宅地の中を、低空で、しかも夜間に飛行することが予想される。

もし事故が起きれば、搭乗員だけのことでは済まなくなる。
事故が起きなくても、付近の住民は日夜、騒音に悩まされることになるであろう。

これでは、住民は、安心して、日々の暮らしを送る事が出来なくなるだろう。
いくら政府の担当者が自治体に理解を求めても、住民から理解を得ることは出来ないだろう。

やはり問題は、米軍の基地が日本国内に存在すること自体をどう考えるのか。
戦後の総決算というのなら、まず、その事から見直す必要があろう。

(関連サイト案内)

・ オスプレイとは何か? 「未亡人製造器」と呼ばれた革新的航空機=The Huffington Post

(2015年5月13日)