2015年5月31日日曜日

未開封炭酸飲料は「武器」 米国の客室乗務員がイスラム教徒を差別

米国で、宗教差別がエスカレートしている。

 米国、ユナイテッド航空機を利用した、イスラム教徒の女性が、機内で差別を受けた、と抗議。未開封の炭酸飲料を注文したさいに、客室乗務員から、武器に使う恐れがある、との理由で拒否された。CNNが報じている。

2015年5月30日土曜日

安保法制審議 この法案は、日米安全保障条約の改定に等しい


今回、国会に上程した安保法制案には、いろいろ聞きなれない言葉がでてくる。が、おおづかみにいえば、実質的には、日米安全保障条約を改定するものである。
それは同時に、安倍首相にとっては、祖父である岸信介の悲願を完成することでもあろう。


2015年5月29日金曜日

安保法制審議 安倍首相「早く質問しろよ」ヤジと国会法第61条

衆議院で、安保法制案の審議が継続中である。
昨日は、安倍首相の「早く質問しろよ」というヤジがあり、紛糾した。このことの原因は、安倍首相もさることながら、国会法61条にある、と思う。この点について思うところを書いてみたい。

2015年5月28日木曜日

憲法  日本人のもつ価値観や道徳観を書きこむことが必要か


憲法に、日本人の持つ「価値観」や「道徳観」を書き込むことが必要か、ということについて考えてみたい。それには、憲法とは何か、という基本的な認識の検討が欠かせない。

47ニュースが、連載企画として、「岐路の憲法」を掲載している。その第2部では、「私の視点」と題して、有識者に限らず、多彩な人々の意見を載せている。

公共放送局の証明を NHKは、安保法制案の全ての国会審議を中継すべきだ 


今こそ、NHKは、国民に資する公共放送局であることの信頼を取り戻す絶好の機会である。

マスコミが連日記事にしているように、国会で安倍内閣が提出した、安保法制案の審議が始まった。ところが、NHKは、この審議が始まった26日の、衆議院本会議の中継をしなかった。

2015年5月26日火曜日

安保法制審議  率直で、心のこもった討論を期待する


この国会審議において、我々日本国民が本当に聴きたいのは、上手な質問や答弁ではない。率直で、真剣で、心のこもった討論である。この法案が、本当に日本の国民のためのものであるのか、かえって、日本国民の安全を脅かすものになるのではないか。これを明らかにするための、力のこもった議論を期待したい。
安倍首相が、米国議会の演説において、夏までに成立させると約束した、安保法案の審議が始まった。与党の自民党・公明党は、この法案について、1年間

米国の苦悩 丸腰の黒人射殺の白人警官無罪に、抗議デモ

今、米国が揺れている。

丸腰の黒人男女を射殺した白人警官にたいし、23日に、 無罪判決が言い渡された。
これをうけて抗議デモをした人々を、暴行や公務執行妨害などの容疑で、71人を逮捕した。
米中西部オハイオ州クリーブランド市の警察が、発表した。

2015年5月25日月曜日

安倍政権は取り下げよ  安保法案「今国会での成立」賛成25% 

日本経済新聞社とテレビ東京による世論調査で、集団的自衛権の行使を可能にする、安保法制案について、今国会での成立に「賛成」が25%と、4月の前回調査から4ポイント低下した、と伝えている。

そんな中で、安倍政権内から、重大な発言がつづいている。こんな政権に、3要件による「歯止め」が厳格に守られるのか。安倍政権は、この国民の声を聴いて、安保法制案を取り下げるべきだ。

2015年5月24日日曜日

他国の領域での武力行使は、憲法上、許される 菅長官

22日の会見で、集団的自衛権の行使に関連して、「他国の領域における武力行動であって、新3要件に該当するものがあるとすれば、憲法上の理論としては、そのような行動をとることが許されないわけではない」と、菅官房長官が発言した。

このことについて、日本国憲法、安保条約、国連憲章を参照しながら、考えてみたい。結論から先に言うと、他国の領域における武力行使を、日本国憲法は許してはいない。

2015年5月23日土曜日

認識こそが重要であり、謝罪が目的ではない 村山富市氏の勘違い


村山富市氏が、過去に何をしたかを認識することが重要であり、謝罪すれば終わりではない、と述べていた。

まるで判を押したように、10年ごとに首相談話を出すのが、慣例となっている。これについて、かって小泉元首相が「別に10年ごとに出す必要もないと思う。騒ぎすぎだ」と述べたことがある。

2015年5月22日金曜日

真珠湾攻撃 日本軍に最初に砲撃した米国人

第2次世界大戦の開戦前夜に、真珠湾に奇襲攻撃をしかけてきた日本軍に向けて、米軍兵士として最初に発砲した水兵の一人である、アラン・サンフォードさんの遺灰が、20日に、戦没者が眠るバージニア州の、アーリントン国立墓地に納められた、という記事がWSJに掲載された。

この記事は、日本にとっても重要な内容を含むものであると思うので、検討を加えてみたい。

2015年5月21日木曜日

高齢の一人暮らしの男性は幸福感薄い 内閣府の調査

少子化、高齢化、耳にタコが出来るぐらいよく聞かれる言葉になった。

内閣府が、ひとり暮らしの65歳以上を対象に実施した、意識調査。
1人暮らしの高齢者で、自分が幸福だと感じている男性は、女性の半分という結果がでたと、西日本新聞が伝えた。

2015年5月20日水曜日

先の戦争は正しい戦争か、間違った戦争か 安倍首相明言を避ける


くしくも同じ年に産まれた党首同士の対決となった。
志位委員長の、「先の戦争は正しい戦争か、間違った戦争か」という問いかけに、安倍首相は明言を避けた。

時事通信は、直近の衆参両院選挙で議席を増やした、共産党の志位和夫委員長が、

2015年5月19日火曜日

反省し、謝罪すべきなのは誰か 村山富市元首相が、都内で講演

まもなく、戦後70年の節目の日がやってくる。

今日の東京新聞が、戦後50年の1995年に、植民地支配と侵略への反省とおわびを盛り込んだ首相談話を発表した村山富市元首相(91)が、18日、戦後70年にちなんで東京都内で講演した、と報じている。安倍首相が今年夏に発表する予定の70年談話について、「村山談話をできるだけ薄め、積極的平和主義を強調したいというのが本音ではないか」、と話した。

2015年5月18日月曜日

戦後70年沖縄県民大会 新基地建設阻止の大会決議を採択 

沖縄にある、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止を訴える「戦後70年 止めよう辺野古新基地建設!沖縄県民大会」が、那覇市の野球場「沖縄セルラースタジアム那覇」で開かれた。主催者発表で約3万5千人が集まった、と報じられた。

 大会では、新基地建設阻止の決議が採択された。そして、昨年の名護市長選、県知事選、衆院選などで示された新基地建設反対の沖縄県民の民意があらためて国内外に示された。

安保法制審議 「帝国議会」に燦然と輝く名演説を超えられるか

かっての日本には、「帝国議会」に燦然と輝く名演説が少なからず、存在した。それは自由な討論に支えられていた。だが、今の国会からは、自由な討論は姿を消した。

今日の日本において、国会の審議は形骸化し、議会は役人が支配するところとなっている。
いまや、国会における自由な討論は影も形もない。日本におけるデモクラシーは、役人に簒奪され、役人クラシ―と成りはてた。

2015年5月16日土曜日

日本の歴史家を支持する声明 声明が出るまでの経緯と、歴史観の相違

第二回目は、この声明文が出されることになった経緯(いきさつ)から初めて、歴史観の相違、個人の「歴史観」 の自由という事について、検討してみました。もちろん、あくまでも一つの考え方についての提示であり、この考え方が全面的に正しいといいたいわけではありません。

これは、一つの試みにすぎません。こういう考え方もできる、と述べたにすぎません。この点はあらかじめお断りしておきます。

2015年5月15日金曜日

安保法案についての安倍首相の会見 誠実さに欠ける

前回もそうであったが、全体に誠実さに欠ける、というのが正直な感想です。到底ありえないような状況を想定しての説明は、安倍首相自身が誠実さに欠けるところがある、と思わざるを得ません。

昨日の安倍首相のテレビ会見について、思うところを記事にしてみます。評論というよりは、会見から読み取れることについての感想と思っていただくほうが良い。書いている内にそのような文章になりました。

現在の安倍政権に出来ないことはない? 内閣支持率は増加、与党は減少

時事通信社が内閣支持率などの世論調査を公表した。だが、内閣の支持率がどうであれ、今の安倍政権に出来ないことはない。それが国民の多くが自民党、公明党を支持した結果である。だが、そのツケは、日本の国民への大きな代償となって戻ってくることになろう。

2015年5月14日木曜日

政府の再生会議が教員の一体改革を提言 教員採用の筆記試験を全国一本化

先日の自民党の部会に引き続き、今度は、政府の教育再生実行会議が、驚くべき提言を、安倍首相にした。その目玉は、全国の教員採用試験のうち、筆記試験を全国で一本化すること、というもの。







「スポーツ庁」の設置法 参院本会議で可決、成立

はたしてこの「スポーツ庁」ができることで、日本の国民が、日本の全国津々浦々で、心からスポーツを楽しむ事が出来るようになるのであろうか。そのような目的をもって、設置された行政機関なのであろうか。

2015年5月13日水曜日

米軍がオスプレイを配備  アメリカ軍横田基地へ10機

別名「未亡人製造機」と呼ばれる。このオスプレイが、 アメリカ軍の横田基地へ配備されることが決定した。低空飛行訓練、夜間飛行訓練が予定されている。




西村内閣府副大臣 国会議員へのTPP文書の閲覧を認める方針を撤回

今月4日にTPP文書について、国会議員への開示の意向を明らかにしていた西村康稔内閣府副大臣が、国会議員への閲覧を認める方針を撤回した。このことに関して、12日に国会で陳謝した。

自民党教育再生実行本部 小中高校教員の「国家免許化」を安倍首相に提言 

どこまで、国家統制を推し進めれば、気が済むのであろうか。今度は、自民党の教育再生実行本部が、「国家免許化」するという案を取りまとめ、安倍首相に提言した。

2015年5月11日月曜日

日本の歴史家を支持する声明 誰に向かって出されたものか


先日、欧米の日本研究者ら187人による「日本の歴史家を支持する声明」という文書が出され、公開された。この文書について、何回かに分けて、考察していきたい。第1回目は、この声明文は、一体、「誰に向かって出された文書」であるのか、ということについて考えてみる。

2015年5月7日木曜日

政治は政治家が行うもの 素人が口を挟むべきことではない?

政治は、政治の専門家である「政治家」がするものである、というのが一般的な見方であろう。
そのための、代議制であろう。

もうかなり前のことになるが、日本の政治家が国民に向かって「黙れ」と暴言を吐くということが続いた。

「慰安婦問題」を持ち出す姿勢を改よう 対日外交への変化の兆しか

久しぶりに、中央日報を読んだ。
≪噴水大≫というコラム?に注目すべき記事を見つけた。

どこに注目したかというと、≪何をさておいても「慰安婦問題」を先に持ち出す、そういう外交姿勢を改めよう≫という主張についてである。

2015年5月6日水曜日

コレステロールの摂取基準を撤廃 日本動脈硬化学会も認めた:


日本脂質栄養学会の提言
「今日は卵をいくつ食べたかな。これを食べると、コレステロールが増えるかな。
魚が体に良いといっても、これもコレステロールを多く含む食材だといわれているし」このような心配をする必要はない、という事が解ってきたようである。

関係学会も共に認めたようだ。
さて、NHKはどうするのか。

2015年5月5日火曜日

読書ノート 『これでも国家と呼べるのか』=小室直樹:


もうすぐ戦後70年を迎える。
早くも、安倍首相が「70年談話」において、何を語るのか注目されている。
バンドン会議、米国議会での演説に続いて、どのようなことを述べるのか。

我々国民が、その談話をいかに評価するのかという上において、一つの
判断基準の材料として、この本の持つ価値は、限りなく大きいと思

2015年5月4日月曜日

これこそが、安全保障上の一大事 「今そこにある危機」:

一瞬、わが目を疑った。
これが事実であるとすれば、我々国民は、これまで、
誰の言葉を目にしてきたことになるのであろうか。

安倍首相のツイッターの話である。
実は、「黒子」がいた。
これでは、もう国民は、安倍首相のツイートをまともには受け取らなくなるであろう。


2015年5月3日日曜日

「廃棄された」も同然の日本国憲法 我々は、取り戻す事が出来るか:

今日は、憲法記念日である。
この憲法が施行されたとき、誰が日本国憲法の今の姿を、想像できたであろうか。

今のこの憲法の姿は、戦争に負け、「打ちひしがれていた」当時の日本国民の姿に似てきてはいないであろうか。

はたして、このような無残な形にしてしまったのは誰なのか。
憲法記念日の今日、改めてこのことを考える機会にしたいものである。

2015年5月2日土曜日

今年も帰省ラッシュが始まった この恒例行事が過去になる日は来るのか:


毎年のように繰り返される、こうした恒例行事がなくなるのは、一体いつの事になるのであろうか。

「地方創生」の掛け声は勇ましいが、このような行事がなくならない限り、本物とは言えないであろう。

東京新聞の社説 「日本国憲法さえも超越した軍事同盟」:

『日米安保条約第六条によると、基地は「日本の安全と極東における国際の平和と安全」のために使われ、極東は「フィリピン以北並びに日本およびその周辺の地域」(政府見解)とされていますが、在日米軍は古くはベトナム戦争、近年では、アフガニスタン攻撃、イラク戦争に参戦しています。

 例えば〇五年、沖縄の第三一海兵遠征隊は佐世保基地の強襲揚陸艦、岩国基地のヘリコプターとともにイラクへ派遣され、兵員二千二百



2015年5月1日金曜日

ブログのCSS書き直し奮闘記?結局あきらめた:

特別に深い理由はないのであるが、急に思い立って、ブログの修繕を始めた。

テンプレートを変え、レイアウトも変えた。
だが、それだけでなく、メインページの構成を変えてみたくなってきた。
だが、これが、不幸?の始まりだった。