2014年5月22日木曜日

これからも、今の季節に、「緑があふれる」日本であってほしい。

                (217)
今日は久しぶりで、散歩に行ってきました。
実は、3月10日ごろより、散歩を中止していました。

家に「こもって」ひたすら、花粉の時期が通りすぎる、のを、待っていました。
私には、長い「あらし」でした。

でも、雪が降る事のない、今の土地は、雪国で育った私には、まるで天国のようです。
それでも、雪が降らなくても、春は待ち遠しいものです。

「春が来れば花粉の季節だ」、と思っても、やはり、恋しい季節です。

そして、春を迎えて、速足の「桜の花の季節」が終わり、また、「花粉の季節」も終わると、
毎年、思い出す歌があります。

天地真理の「若葉のささやき」という歌です。
今から、40年も前の歌ですが、この歌の中に出てくる光景は、今も変わりありません。

「若葉が町に 急に萌えだした」の歌詞のとおりに、あたり一面、緑で一杯です。
「この胸がいっぱい」で「季節の移り変わりを忘れるほどの人」はいませんが、
この歌ほど、今の季節を表した歌を、他に知りません。
久しぶりに、散歩に出てみると、今年も、外は、緑でいっぱいでした。

「土手が、一面に黄色に彩られ、見る人によっては、きれい」に思えるのセイタカアワダチソウも、花の時期が終わり、多くの種をつけていました。

来年もまた、あの種が実って、多くの花を咲かせ、花粉をまき散らすのだ、と思うと、今のうちに刈り取りたくなるほどです。

その、セイタカアワダチソウも、今は、緑を「身にまとって」います。

茶畑は、もう「摘み取り」が終わって、きれいに散髪されていました。

散歩を中止する頃は、ようやく、暗幕(玉露をつくるための)引く用意がされ始めたところ、だったのに。

梅の実が、大きくなって、かすかにピンク色になりかけています。
柿の木も、小さな実を付けています。

桜も、緑に覆われています。
よく見ると、小さなサクランボを見つける事も出来ます。

ジャガイモが、青々とした、元気な、大きな、葉を広げています。
サヤエンドウは、添え木に沿って、ツルを伸ばし、薄い、小さな実を付けています。

キュウリも、サヤエンドウと同じように、ツルが伸びてきています。
トマトも、葉を広げ、幹を太くし、やがて、実がなった時に備えて、いる様子です。

田んぼは、多くは、まだ「田植え」の用意の最中です。
すこしだけ、田植えが終わった所があります。

ここも、もうすぐ一斉に、田植えが始まり、6月のはじめには、一面が緑に覆われる時が来ます。
さすがに、もう、蛍を見ることは出来ませんが、自然は、まだまだ、豊富です。


読書やパソコンで疲れた目を休めるのには、「もってこい」の季節であり、環境です。
この自然に囲まれた中にいると、日本に生まれたことの「有難味」をしみじみと感じます。

最近は、何かと世間が騒がしく、「きな臭く」なってきそうな雰囲気ですが、いつまでも、天地真理の「若葉のささやき」が歌える、日本であってほしい、と願わずにはおれません。

0 件のコメント: