2015年4月17日金曜日

桜の花が散ったのに、宮崎で積雪。やはり地球は寒冷化へ?

この記事も情報としては、時期が遅い。
だが、もっと「時期はずれ」な事があった。

この15日に、事もあろうに、「南国」の宮崎に雪が降った。
もう4月も半ばが過ぎ、桜の花が散って、若葉の季節が来ているというのに。


迂闊なことに私も、今日初めてこのことを知った。
茶の間のテレビが、このことをどう報じたかは知らないが。

気象予報士は相変わらず、分かったような、分からないような解説を繰り返すばかりで、能がない。
その点は、耳障りでしょうが、ニュースを逃した方もおられるでしょうら、Youtubeの動画を貼り付けておきます。

〈各地で大気不安定 宮崎県で季節外れの雪、関東でひょう〉



関東では、4月8日にも雪が降った。
その時には東京では、真冬並みの寒さと報じられた。

仮に、大気の不安定さが直接の原因であるとしても、この時期に雪が降るのは異常である。
やはり、地球は温暖化しているのではなく、寒冷化しつつあるのではないか。
気象庁も、気象予報士もこのとは、決して認めようとはしないが。

その理由は、よく分かる。
寒冷化を認めたとたんに、全てが瓦解する。
それを恐れるから、決して認める訳にはいかないのであろう。

気象予報士は、地球の寒冷化をテレビ番組出口にすれば、次の日から仕事がなくなる事は、すでに承知のことであろう。


気象庁は、改めて言うまでも無い事である。
気象庁の目は国民に注がれ手いる、お出はなく、政府の方に向いている。
その事は、福島の事故を持ち出すmzでもなく、明らかなことである。


温暖化しているのではなく、寒冷化している事を認めれば、安倍政権が目指す原発の再稼働を進める理由がなくなる。
京都議定書も、意味を持たなくなる。

環境関連の企業、政府や自治体の施策などは、大打撃を受ける。
NHKを初め、民間の報道機関も誤報を繰り返し、放送していた、ということになる。

少しまえに、youtubeの動画で驚くべき事を口にする学者を見た。
IPCCの、クライメーメートゲート事件についてのマスコミの姿勢を褒め、
「マスコミがこの事件を報道しなかったことはいいことであった」と述べたのである。

これが東大の、しかも、科学コミュニケーションを専門とする学者なのである。
他は、推して知るべし、と言うべきであろう。


当地では、今年は春の長雨が続き、昨日あたりからようやく、春の日差しが戻ってきた。
菜種梅雨という言葉もあるくらいだから不思議な事ではないが、大気が不安定という理由だけではない気がする。

かって、「自然は嘘をつかない」、と言うのが口癖の学者がいた。
そろそろ我々も冬眠から覚める季節を迎えている。
時期(とき)ならぬ春の雪がその事を、我々に知らせてくれた。
私はそう思えるのである。

(2015年4月17日)

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