2016年7月7日木曜日

『自民党が創価学会の脱税を、もみ消した』

驚愕の「発言」であった。天下の自民党が、「脱税のもみ消し」を手伝った、と言うのである。


『いままでは自民党に賛成してもらうために、(創価学会の)脱税でも何でももみ消しを手伝っていたが、今度はそうはいかない』(平成5年11月26日)



この年、細川政権が誕生した。
自民党は野党になった。

野党になれば、今までと違い(陳情などを目的とした)訪問客がへる。

政治献金も減ったことだろう。
それで「ストレスがたまった」のであろうか。

渡辺美智雄元副総理の口から、ーー暴言と言うよりーー爆弾発言が飛び出した。

渡辺は、自民党政権下で元総理、蔵相、通産相などを経験してきている。

その渡辺の口から「脱税のもみ消し」という、とんでもな発言が飛び出したのである。

公明党の母体が創価学会にあることは、日本の国民のすべてに周知のことだ。その創価学会の「脱税のもみ消し」を、公明党が自民党に依頼した。

そして自民党が、それを引き受け「もみ消し」が行われた、と言うのである。

もし、これが事実であるなら「もみ消し」を依頼した創価学会も、「もみ消し」を手伝った自民党も、重罪を犯したことになる。

また、事実でないとすれば、自民党と学会が名誉を傷つけられた、ということになる。

当然ながら、名誉棄損ということが考えられる。

だが、自民党も、公明党・創価学会も、沈黙を守った。何もしなかった。

当然問題にしてよいはずの、他の政党も問題視することは、ほとんどなかった。不思議である。

結局、ことに真相は闇の中に消えた、のであった。

しかも、渡辺氏は、「何でも」と述べており、ーー事実なら--「脱税のもみ消し」だけではないということになる。

それ以外にも「余罪」がある、ということになるのである。
しかも、東京地検も動いた気配がない、のである。

摩訶不思議なことだ。

(2016年7月7日)

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