2016年7月2日土曜日

「人を許す」ことを知らない人は、幸福な人生をおくれない

ウエイン・ダイア―は、「生き生きとした人生をおくるためには、小さな枠組みに縛られてはならない」と言う。それには、「人を許す」ということが分かっていなければならないと、述べる。


『「人を許す」ということを知らない人は、けっして幸福な人生をおくることは出来ない。それなのに、「許すこと」を知らないで不幸な人生を送っている人がごまんといるのを、私はこの目で見ている。

私は長いこと、じつにたくさんの人といっしょに仕事をしてきた。そこから私が学んだことは、人を許すことのできない人は、結局、自分自身を「人生の檻」に閉じ込めてしまっているということなのである。

人を許すには、まず許すことを学び、そして実践することが肝心だ。』
(『小さな自分で一生を終るな』 三笠書房)



我々は、自分のことはさておいても、「人を許す」ということについて、うまく処理することが、へただ。

ほんの些細な出来事、言葉などを、いつまでも根に持って、人を責めたて続ける。「いい加減にしたいと思っても、なかなか、止めることが出来ない。

反対に、自分のしたことについては、「許してもらいたい」と簡単に願う。そして、相手がいつまでも許してくれないとなると、今度は、相手を「逆恨み」するようになることもある。

まったく、自分勝手というほかないが、それが現実である。

何故、人を許すことが出来ないのか。その原因をたどると、自分自身に行きつくように、私には思える。

「自分で自分を許すことが出来ない」という人は、いつまでたっても、他人を許すことが出来ない、のではないかと思えるのだ。

「愛された経験のないものは、人を愛することできない」のと同じで、自分を許した経験を持ったことがない者は、他人を許すということが出来ないのだと思う。

どんな人生であれ、どんな状況にあれ、自分を許す。今の自分でいいのだ、と肯定することが出来てこそ、人は人を許すことが出来るようになるのだろう。

(2016年7月2日)

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