迷うことなく人生を歩むには、心を支配せよ
人が迷うことなく確信を持って、
道を歩んでいくためには、
「心を支配する」ことが
肝心である。
「この心は、以前には、
望むがままに、
欲するがままに、
快きがままに、
さすらっていた。
いまやわたくしは
その心をすっかり抑制しよう、
――象使いが鉤をもって、
発情期に狂う象を
まったくおさえつけるように。」
古代インドの賢人は、
このように教える。
我々は、自己の心さえ、
自由にあやつることが出来ないのに、
他人の心を自由にあやつろう、
とする。
それは、陸の上に投げすてられた魚が
もがくようなものである。
いくらもがいても、
水のなかの元の住まいには、
もどることが出来ないのに。
1 件のコメント:
久し振りの更新です。
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