2018年9月30日日曜日

「ブッダの感興のことば」 第1章 無常 Ⅱ

「ブッダの感興のことば」 第1章 無常 です。無常、変転してやまないこの世を表す言葉として、これほど的確な言葉は、他には考えられない。そう言っても、よいでしょう。

ブッダの感興のことば、第1章 無常 

<ブッダの感興のことば、第1章 無常>です。若かろうと、年老いていようと、やがては死を迎えねばならない。人は、死すべき運命にあるからである。このようにブッダは説きます。 

ブッダの教え「悪い事をしなくとも、悪人とつき合っていると、同じ悪人と誤解される

「ブッダの感興のことば」ーいかなる人を友とすべきかー

*(自分で)悪いことをしていなくても、悪事をなす人とつきあうならば、同じ悪事をしているのではないかと疑われ、その人に対する悪い評判がたかまる。(25-9)

2018年9月17日月曜日

山本七平=「日本人が無宗教」というのは驚くべき誤解

≪「日本人が無宗教」というのは驚くべき誤解であり、その宗教性が西洋と違うということにすぎない。

正三には「神=唯一絶対神」は存在しない。それが存在しないから無宗教というなら、正三もまた無宗教というなるであろう。

ブッダの教え「信仰心なく、二枚舌をつかい、他人の破滅を喜ぶ人びととは、つき合うな

(「ブッダの 真理のことば 感興のことば」岩波文庫 25章)

・知慧についても、徳行についても、心の静まりについても、
最上のすぐれた人々に近づき仕える人は、つねにすぐれた境地に達する。(25-6)

2018年9月16日日曜日

ブッダの教え「悪は為し易いが、善は為し難い」

(『ブッダの 真理のことば 感興のことば』岩波文庫 254貢)
・善からぬこと、己のためにならぬことはなし易い。
ためになる事で、しかも健全なことは実に極めてなし難い。(28-16)

2018年9月12日水曜日

ごみ収集場所のゴミ袋を勝手に開けても良いのか

リサイクルと資源の有効活用の掛け声のもと、自治体におけるゴミの分別が、何かと波紋を投げかけている。その一つが、「ごみ収集場所のゴミ袋を勝手に開けること」である。

柳田國男『火の昔』 Ⅶ 日本人と灯り

日本人と灯り(盆の火、正月の火、祭事を取り行うためのカマド

1)盆の火

以前の人たちは、自分が灯りなしに道を歩くことが辛いので、目に見えない神さまでも霊でも、全てが同じだろうという考え方があったらしく、

2018年9月1日土曜日

柳田國男『火の昔』Ⅵカマド(おかま、庭カマド、コンロ))

柳田國男『火の昔』Ⅵ (カマド:おかま・へつい、庭カマド、コンロ)

1)おかまとへつい
囲炉裏がだんだんとすたれてきて、そのかわりにカマドが現れてきたように思うのは、間違っている。古い記録の中に出ているのは、へついとかまどのほうがずっと前からである。