とうとう、安倍政権の、独裁政治への道、が本格化し始めました。
次の記事は、それを示すもの、といえるでしょう。
(213)
次の記事は、それを示すもの、といえるでしょう。
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【政府は26日、政府の有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」が5月中旬に報告書を提出した後、自衛隊法など集団的自衛権の行使容認に関係する5法案を先行改正する方針を固めた。報告書の提出直後に出す政府方針に明記する。自民、公明両党間の調整作業への影響を極力抑えるため、政府方針には「集団的自衛権」という言葉は使わない方向で調整している】(産経ニュース 2014・4・27 07:59)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140427/plc14042707590004-n1.htm
ところで、この記事のある、有識者会議とは、
「13人の声」を、です。
その声をもとに、安倍首相は、まるで国民からの「お墨付き」を得たかのようして、
法律の改正、をしようというのです。
繰り返しますが、これは「狂気の沙汰」です。
暴挙です。
オバマ大統領を迎えた夜に、寿司屋で、一緒に飲んだ後で、「仕事の話ばかりだった」と愚痴をこぼした、とマスコミが伝えました。
オバマ大統領を相手に、ゴルフや他の趣味の話、で盛り上がりたかった、のでしょうか。
安倍首相が、「日本の市民の代表」と時どきおこなっている、「居酒屋談義」を
大統領としたかった、というのでしょうか。
この程度の認識や、「頭の中身」では、「狂気の沙汰」を実行しようとするのも「解る」気がします。
ですが、「火遊び」は、首相をおやめになり、せいぜい広い野原にでも行って、一人でして、頂きたい。
これらの事は、憲法のことを論ずる以前の問題である、と思います。
とても、まともな議論をする気にはなれません。
* * *
先の参議院選挙のテレビ討論会の時の、安倍首相の発言を覚えておられる方も多いと思います。
『憲法が、権力を縛るものである事は、「近代以前の話」』と、公言された、のでした。
まるで、近代憲法に対する常識と、正反対の認識、を示したのでした。
ですから、このような首相と憲法論争をすることは、「無駄」です。
また、このような認識があるから、産経ニュースの記事が伝えるようなことを平気で、実行しようとするのでしょう。
*
もし、自民党が、安倍首相のこのような動きをそのまま容認する様であれば、自民党は、もはや、日本の国民政党ではない、という他はないでしょう。
そして自民党がこのまま手をこまねいたことで、『安倍首相の、この「新しい企て」』が成功したなら、それは、
毎年繰り返される、「終戦記念日」における、政府の式辞における言葉。
広島の記念碑に刻まれた「過ちは繰り返しません」と言う言葉。
日本の政府が公式に認めた「河野談話」、など。
これらの語られた言葉が、全て[欺瞞である]と言うに等しい、事である、と思います。(一部訂正、加筆 )
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140427/plc14042707590004-n1.htm
ところで、この記事のある、有識者会議とは、
『各界を代表する学識経験者や実務経験者などで構成される会議。主として国・地方自治体などの諮問機関として設置される。経済界・学界・関連団体・文化人・マスコミなど多様な分野を代表する識者が選ばれ、幅広い観点から議題について検討する』
という、ものです。
そして、この「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」とは、記事にもあるように、安倍総理の要請により、設置されたものです。
ですから、いずれにしても、それは安倍内閣の私的機関にすぎない、のです。
しかも、この会議を構成しているのは、13人にすぎません。
この13人が、国民を代表し、国民の声を代表し、国民の識者を代表する、ということなのです。
そんなことが信じられるでしょうか。
わずか、13人です。
わずか13人が、1億3千万人近い人間を、代表する人々であり、「識者」である、というのです。
こんなことを信じる事が出来るでしょうか。
そんなことを信じられるという人がいたら、不思議です。
私には、とても信じられません。
そんなことは、「狂気の沙汰」である、としか思えません。
しかも、この13人は、安倍首相が、任命した人々です。
ですから、なおさらです。
安倍総理の意向に沿うような、報告書を作成するであろう人々を選んだ、と言われても仕方のない事でしょう。
安倍総理の意向に沿うような、報告書を作成するであろう人々を選んだ、と言われても仕方のない事でしょう。
* * *
安倍首相は、この13人の意見をもとに、それは国民を代表する「知恵のある」人々の意見である、から、ということで、法案を国会に提出する、というのです。
しかも、姑息な事に、「集団的自衛権」と言う言葉を使わない(産経ニュース記事によると)、方針である、という。どこまで、「国民をバカにした」ら気が済むのであろうか。
この法改正が整えば、それは日本を、米国と一緒になって「戦争が出来る国」にすることなるであろう、にです。
安倍首相は、「有識者会議」の報告書の提出を、まるで、「天の声」のように考えています。
しかも、姑息な事に、「集団的自衛権」と言う言葉を使わない(産経ニュース記事によると)、方針である、という。どこまで、「国民をバカにした」ら気が済むのであろうか。
この法改正が整えば、それは日本を、米国と一緒になって「戦争が出来る国」にすることなるであろう、にです。
安倍首相は、「有識者会議」の報告書の提出を、まるで、「天の声」のように考えています。
「13人の声」を、です。
その声をもとに、安倍首相は、まるで国民からの「お墨付き」を得たかのようして、
法律の改正、をしようというのです。
繰り返しますが、これは「狂気の沙汰」です。
暴挙です。
オバマ大統領を迎えた夜に、寿司屋で、一緒に飲んだ後で、「仕事の話ばかりだった」と愚痴をこぼした、とマスコミが伝えました。
オバマ大統領を相手に、ゴルフや他の趣味の話、で盛り上がりたかった、のでしょうか。
安倍首相が、「日本の市民の代表」と時どきおこなっている、「居酒屋談義」を
大統領としたかった、というのでしょうか。
この程度の認識や、「頭の中身」では、「狂気の沙汰」を実行しようとするのも「解る」気がします。
ですが、「火遊び」は、首相をおやめになり、せいぜい広い野原にでも行って、一人でして、頂きたい。
これらの事は、憲法のことを論ずる以前の問題である、と思います。
とても、まともな議論をする気にはなれません。
* * *
先の参議院選挙のテレビ討論会の時の、安倍首相の発言を覚えておられる方も多いと思います。
『憲法が、権力を縛るものである事は、「近代以前の話」』と、公言された、のでした。
まるで、近代憲法に対する常識と、正反対の認識、を示したのでした。
ですから、このような首相と憲法論争をすることは、「無駄」です。
また、このような認識があるから、産経ニュースの記事が伝えるようなことを平気で、実行しようとするのでしょう。
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もし、自民党が、安倍首相のこのような動きをそのまま容認する様であれば、自民党は、もはや、日本の国民政党ではない、という他はないでしょう。
そして自民党がこのまま手をこまねいたことで、『安倍首相の、この「新しい企て」』が成功したなら、それは、
毎年繰り返される、「終戦記念日」における、政府の式辞における言葉。
広島の記念碑に刻まれた「過ちは繰り返しません」と言う言葉。
日本の政府が公式に認めた「河野談話」、など。
これらの語られた言葉が、全て[欺瞞である]と言うに等しい、事である、と思います。(一部訂正、加筆 )