2016年3月24日木曜日

『妻である私にも責任の一端があると感じております』

このたびは、夫、乙武洋匡の行動が
週刊誌で報じられた件につきまして、
多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことを
お詫び致します。』


自民党が参院選の候補者に擁立する予定の、
乙武洋匡氏のホームページへの書き込みが、
話題になっている。

乙武氏本人の謝罪文は「当然」として、
「妻である私」までもが、謝罪したことには、
大きな違和感がある。

謝罪文が、妻の本当の気持ちを表したもの、
であるかどうかは別にして--
こういう書き込みを世間が受け入れるなら、
日本は江戸時代とあまり変わっていない。

これを「良妻賢母」の手本である、
と日本の社会が称賛するようなら、
今も封建時代と同じである。

それにしても、
多くのみなさまにご迷惑」というのは、
誰に対し、どんな迷惑をかけたのか。

よく使われる言葉なのだが、
どういうことなのか、
聞いて見たいものである。

1 件のコメント:

satoru Kinugawa さんのコメント...

夫の度々の不倫の始末を、妻がわびる。しかも、自分にもその責任がある、と擁護して見せる。私には、いかにも「日本らしい」構図に思えます。何事も、米国を手本にする日本ですが、このことについては例外のようです。